Dictionary 歯科の辞典 Top 歯科の辞典 歯周病 歯周病 歯肉炎 軽度歯周病 中等度歯周病 重度歯周病-1 重度歯周病-2 カテゴリー 症状 概要 歯周病とは歯周病菌に感染することで起こる歯周組織の炎症の総称である。炎症が歯肉に留まっているものを歯肉炎、炎症が歯根膜や歯槽骨といった歯周組織まで拡大しているものを歯周炎と呼ぶ。 主な症状は、歯肉の発赤・腫れ、歯肉出血、口臭、歯の動揺(ぐらつき)など。歯周病の初期状態である歯肉炎の段階では、患者が自覚していないことも多い。 原因 歯周病の直接的な原因は歯垢(プラーク)である。歯垢には様々な歯周病菌が存在する。加えて糖尿病や喫煙は歯周病を進行させるリスクとなる。 治療方法 歯周基本検査で状態を把握し、必要に応じてブラッシング指導、スケーリング(歯石除去)、SRP、フラップ手術、咬合調整などを行う。重度の歯周病で歯の保存が難しい場合、早期に抜歯処置を行う。