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歯周病菌

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概要

歯周病菌とは、口腔内細菌のうち歯周病の原因となるものの総称。歯周病の発生や進行には、様々な因子が含まれるが、直接的な原因はプラークに含まれる歯周病菌によりものである。

さらに歯周病菌や歯周病菌が産生する毒素は血中に入り込むことで、全身にも影響を及ぼす。

近年歯周病は総尿病、脳卒中、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、メタボリックシンドロームなどの疾患とも関連が深いことが判明している。

代表的なもの

歯周病菌のうち特に病原性の高いものは3つで、これらは合わせて「Red Complex(レッドコンプレックス)」と呼ばれる。これらが口腔内に存在するかどうかが歯周病リスクを決める要因となる。

Red Complexと呼ばれる歯周病菌は以下の3つである。

  • Porphyromonas gingivalis(ポルフィロモナス・ジンジバリス)
  • Treponema denticola(トレポネーマ・デンティコーラ)
  • Tannerella forsythensis(ターネレラ・フォーサイセンシス)