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症状の種類と原因

口臭は「生理的口臭」と「病的口臭」に分けられる。
「生理的口臭」は、起床時や緊張時など、生活習慣・精神状態に起因し、誰にでも起こる口臭のことである。唾液量の減少やホルモン変化、飲食物によって起きることが多く、ニンニクを食べたときの口臭や、喫煙による口臭がこれにあたる。

一方、「病的口臭」は、口腔内・全身の疾患に起因する口臭を指すが、そのほとんどは、口腔内に原因があるとされている。歯垢や歯石、舌苔、歯周病、う蝕、補綴物、口腔乾燥等によって引き起こされる。

治療方法

生理的口臭の場合は、食事や水分摂取等により改善することが多く、治療の必要は無い。
一方、病的口臭は、根本の症状を治療する必要がある。原因がう蝕や歯周病にあるなら、口腔内清掃と合わせて、それらの治療も必須となる。その他、必要であれば口臭外来の受診も行う。