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歯科の辞典
う蝕
カテゴリー
症状
原因
う蝕を引き起こす要因は主に「細菌(ミュータンス菌)」「糖」「歯質」の3つである。
ミュータンス菌は食物に含まれる糖をエサにして歯面に付着(歯垢(プラーク)の形成)する。ミュータンス菌は歯垢中で酸を産生し、この酸によりエナメル質を溶かす。
やがてその酸は象牙質にまで達し、有機質を溶かすことで実質欠損を引き起こす。
なお、唾液の緩衝能が低かったり、唾液量が少ないと、酸性を防ぎにくくなるため、う蝕になりやすい。