Dictionary 歯科の辞典

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う蝕

C0
C1
C2
C3
C4

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症状

う蝕(むし歯)とは、いわゆる虫歯のこと。歯に付着した細菌によって、歯の表層であるエナメル質が脱灰され、有機成分が分解される症状を指す。
段階としては、「C0~C4」に分けられる。初期段階を指すC0、続いて、う蝕がエナメル質に限局したC1、象牙質にまで及んだC2、歯髄にまで及んだC3、歯冠が崩壊し残根状態となったC4の、計5段階である。
C0では白斑や白濁が見られるだけで痛み等の自覚症状は無いが、進行するにつれ褐色〜黒色へと変化していき、冷痛、自発痛、温水痛等を感じるようになる。

原因

う蝕を引き起こす要因は主に「細菌(ミュータンス菌)」「糖」「歯質」の3つである。
ミュータンス菌は食物に含まれる糖をエサにして歯面に付着(歯垢(プラーク)の形成)する。ミュータンス菌は歯垢中で酸を産生し、この酸によりエナメル質を溶かす。
やがてその酸は象牙質にまで達し、有機質を溶かすことで実質欠損を引き起こす。
なお、唾液の緩衝能が低かったり、唾液量が少ないと、酸性を防ぎにくくなるため、う蝕になりやすい。

治療方法

C0の段階では丁寧なブラッシングやフッ素塗布のみで経過観察となる。C1では経過観察あるいはう蝕部を切削しコンポジットレジン充填を行う。C2ではう蝕部の切削とコンポジットレジン充填あるいはインレークラウン処置となる。C3では抜髄根管治療、C4ではほとんどが抜歯となる。