Dictionary 歯科の辞典

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エアフロー

概要

エアフローとは、微細なパウダーを水と空気とともに歯面に噴射し、バイオフィルムや歯牙の着色汚れ(ステイン)を効率良く除去する歯面清掃法である。
これにより歯本来の色調に近づくだけでなく、口腔内全体のプラークやバイオフィルムを短時間で広範囲に清掃することができる。
また矯正装置や補綴物の周囲、歯間部など、器具が届きにくい部位にも微細なパウダーが到達しやすい。

効果・適応

以下のような効果が期待される。

  • 歯の色調の回復(茶渋・タバコなど外因性ステインの除去)
  • う蝕歯周病リスクの低減(バイオフィルム量の減少)

注意点

エアフロー単独では、固着した歯石の除去は難しい。そのため歯周治療では、スケーリングやSRPとの併用が必要である。
また、あくまで外因性の着色除去を目的とした処置であり、歯質内部の色調を変化させるホワイトニング効果は期待できない。そのため審美的改善を強く希望する症例では、ホワイトニングとの併用を検討すべきである。
呼吸器疾患がある、妊娠・授乳中の場合は施術できないこともある。なお、エアフローは自由診療のため、費用が高額となることもある。