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歯ぎしり(ブラキシズム)

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症状

歯ぎしり(ブラキシズム)とは、食事や会話などとは別に、無意識の状態で上下の歯を咬み合わせたり、食いしばったりすること。
以下3つの種類に分けられる。

  • グラインディング(上下の歯をギリギリとこすり合わせること)
  • クレンチング(食いしばり)
  • タッピング(カチカチと上下の歯を咬み合わせること)

これらは覚醒時に起こることもあれば睡眠中に起こることもある。
歯ぎしり(ブラキシズム)は歯や歯周組織に対して異常に強い力が加わるため、さまざまな影響を及ぼす。

原因

明確な原因はわかっていないが、咬み合わせ不良や、ストレスがリスク要因になると考えられている。

治療方法

咬み合わせ不良が原因の場合は咬合調整を行うが、ストレスなど精神的な要因に対しては心理療法などの長期的対応が必要となる。

また、就寝中の歯ぎしり(ブラキシズム)による歯への負担を軽減するためにナイトガードと呼ばれるマウスピースを作製することもある。