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症状

乳歯のう蝕（むし歯）が及ぼす根尖性歯周炎が原因で、その後、生えかわる永久歯のエナメル質に形成不全が起きた状態のこと。
具体的な症状は、軽度では小さな白斑や、陥没が見られる。重度になると、歯の根部にまで形成異常が及ぶ場合もある。

治療方法

軽～中程度であれば、充填処置や補綴処置を行うことが出来るが、重度になると難しい場合もある。
形成不全の部分には汚れが溜まりやすいため、口腔清掃の徹底が必須。

予防

乳歯をう蝕にさせないこと。う蝕になった場合、「生え変わるから」と言って放置せず、早期治療を行うことが重要。乳歯は永久歯より歯質が柔らかく、う蝕の進行も速いのでより一層の注意が必要である。