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スケーリング(SC)

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概要

スケーリングとは、スケーラーと呼ばれる専用の器具を用いて、歯面に付着した歯石歯垢(プラーク)を機械的に除去する処置のこと。主に歯周病(歯肉炎・歯周炎)の予防および歯周治療の一環として実施される。

歯石や歯垢(プラーク)の付着量・部位によって、手用スケーラーや超音波スケーラー等を使い分ける。

歯周基本検査実施後にスケーリングをおこない、再度検査を実施し、歯肉の状態を再評価する。歯周ポケットが4mm以上で歯肉縁下に歯石が付着している等、必要と判断された場合は、SRP(スケーリング・ルートプレーニング)に移行する。SRPは、縁下歯石や病的セメント質象牙質を除去し、歯根面を滑らかに仕上げる処置である。

効果

歯石の表面は粗造で、歯垢(プラーク)が付着しやすくなる。この歯石を除去することで細菌の温床が減少し、歯周病が改善しやすくなる。また歯周病由来の口臭の軽減にもつながる。

ただしスケーリング単独で除去できるのは、主に歯肉縁上および浅い歯周ポケット内の歯石であり、深い歯周ポケットにはSRPとの併用が必要である。

注意点

スケーリング後は、歯石に覆われていた歯面が露出すること等により、一時的に軽度の知覚過敏や歯肉出血・違和感を生じることがある。多くの場合は数日〜数週間で落ち着くが、症状が長引く場合は歯科医院に相談することが望ましい。

また歯石は飲食や唾液の成分等により容易に再付着するため、定期的なスケーリング(メンテナンス)を継続することが重要である。なお着色(ステイン)の除去を主目的とする場合は、エアフローPMTCが適応となることも多い。