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• 処置・治療方法

概要

歯を失ったとき、人工歯根であるインプラントを用いて欠損部を補う治療法のこと。欠損部を補うものとしては他にもブリッジや義歯（入れ歯）があるが、それらと異なり、インプラントは顎骨に直接埋め込むため、健康な歯を削る必要がない。手術は必要であるが、天然歯と同じような感覚で噛むことができるのも特長である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　埋入されるインプラントの構造は上部構造・アバットメント・インプラント体からなる。

目的

1歯欠損〜無歯顎まで対応可能だが、インプラントを埋入し固定させるためには十分な骨量が必要とされる。骨量が十分に無くても、骨造成術などを併用することでインプラント治療が可能になることもあるが、患者の負担は増加する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　全身疾患やビスフォスフォネート製剤などの薬の服用状況によっては、インプラント治療が受けられない場合もある。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一般的にインプラント治療は、保険が適用されない。

治療の流れ

インプラント治療の流れは概ね以下の通りである。

1.カウンセリング

2.検査

　a.口腔内診査
　b.レントゲン・CT撮影
　c.その他（血液検査・血圧検査・尿検査・アレルギー検査など）

3.手術（１回あるいは2回）

4.印象採得・被せ物作成・装着

5．メンテナンス