Dictionary 歯科の辞典

  1. Top
  2. 歯科の辞典
  3. 骨粗鬆症

骨粗鬆症

カテゴリー

症状

骨粗鬆症とは骨量が減ることで骨がもろくなること。これにより骨折しやすくなるが、骨折が起こるまでは痛みを感じないことがほとんどである。
骨粗鬆症になると、歯の周りの骨密度も低下するので、歯周病を発症しやすくなると言われている。

口腔との関連

骨粗鬆症の治療には以下のような薬剤が用いられる。

  • ビスフォスフォネート製剤(ダイドロネル、ボナロン、フォサマック、アクトネル、ベネット、ボノテオ、リカルボン、ボンビバ、リクラストなど)
  • 抗RANKLモノクローナル抗体(プラリア、ランマーク)

ただし、服用中は口腔内を清潔に保つことと外科処置への憂慮が必要である。
上記のような治療薬の影響を受けている状態で抜歯インプラント治療を行うと、口腔内に歯槽骨が露出する。するとわずかな細菌感染にも抵抗できずに顎骨の壊死が起こる。顎骨が壊死すると酷い痛みや膿が出るといった症状が見られる。