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歯科の辞典
紅板症
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概要
口腔内粘膜が赤くなる疾患。まれな疾患だが悪性率が高く、およそ半分はがん化する。紅斑症、紅色肥厚症とも呼ばれる。
症状
境界が比較的明瞭で鮮紅色、斑状であることが多い。飲食・会話時など刺激が加わることで痛みを生じる。
顆粒状に表面が隆起していたり、白斑部が混在している場合は、がんの可能性が高い。
概要
●舌
●頬粘膜(頬の内側)
●口蓋(上顎)
●臼歯部(奥歯の)歯肉
●口腔底(下顎、舌の下)
原因
正確な原因はわかっていないが、以下のような要因が原因ではないかと考えられている。
●飲酒
●喫煙
●不適合補綴物
●ビタミンA・Bの不足
●加齢 など
治療法
周囲の健康な組織を含めた摘出。がん化確率が高いため、術後も長期的な経過観察が必要である。