カテゴリー

• 処置・治療方法

概要

オールオンフォーとはインプラント治療の一種で、最少4本のインプラントを用いてすべての人工歯を支える治療法である。インプラント埋入手術をした当日に仮歯の装着ができるため、従来の方法に比べて日常生活や食事、会話への影響が少ない。

なお従来の方法では、無歯顎の患者に対してインプラント治療を行うとき8〜12本のインプラント埋入が必要であり、患者の身体的・精神的・経済的負担は大きいとされる。

目的・適応

無歯顎患者に対して行う。骨量の多い部分にインプラントを埋入するため、これまで骨量が少なくインプラント治療を受けられなかった患者にも行えることがある。

治療の流れ

オールオンフォーで行うインプラント治療の流れは概ね以下の通りである。

1. カウンセリング
2. 検査
   a.口腔内診査
   b.レントゲン・CT撮影
   c.血圧測定
   d.その他（尿検査・アレルギー検査・血液検査など）
3. 手術
4. 仮歯装着
5. およそ6ヶ月後に最終補綴物装着
6. メンテナンス