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• 症状

概要

舌が適切な位置にポジショニングされていないこと。舌癖には以下のようなタイプがある。

● 舌突出癖

・舌を前に押し出す癖
・開咬や上顎前突(出っ歯)の原因となる

● 咬舌癖

・主に前歯部で舌を噛む癖
・歯列不正や開咬の原因となる

● 低位舌

・日常的に、舌が本来あるべき位置より低位（下顎歯列内）にある状態
・反対咬合や空隙歯列(すきっ歯)、開咬の原因となる

● 異常嚥下癖

・嚥下時に舌を前に出す癖
・開咬や上顎前突(出っ歯)の原因となる

原因

● 口呼吸

・アデノイド（咽頭扁桃の肥大）
・扁桃腺肥大
・鼻炎　など

● 舌小帯の異常

● 吸指癖(指しゃぶり)

● 口腔周囲の筋力が弱いこと

● 乳歯の早期喪失

口腔周囲の筋肉のバランスを整え、正しく機能するように訓練を行う。

訓練では自身の舌癖を自覚し、舌の正しい位置等を知り、それを習慣化していくことが重要である。